リフトアップは車検に通る?|自動車カスタム
2023/04/05
こんにちは。浜松市で自動車整備を主に賜っております有限会社ノズエ自動車です。
弊社ノズエ自動車ではお客様に安心して長くお車に乗りつづけて頂けるよう、日々丁寧に自動車整備を行っております。
弊社では自動車整備の他、アンダーコートの塩害ガード施工や自動車カスタムについてもご相談を頂いております。
本日は自動車カスタムの中ではメジャーかも知れません。リフトアップについてお話させて頂きます。
自動車をリフトアップして車検に通るかどうか不安な方も居るかも知れませんが、後述する内容を守れば問題なく通ることができると思います
(※車検通過をお約束するものではございません)
■リフトアップとは?
リフトアップとは、自動車をカスタムして車高(地面から車体までの距離)を上げる方法、もしくは車高が上がっている状態の事を言います。
別名ハイリフトとも言います。
元々はオフロード(舗装されていない道や脇道のこと)を走ることを目的としてリフトアップしていましたが、だんだんとドレスアップ目的でリフトアップするようになってきました。
■リフトアップの効果(メリット)
・車高が高い為運転がしやすい傾向にあります。
・車高が上がり車自体が大きく見える為迫力が増します(ドレスアップ効果)
・ボコボコとした舗装されていない道を走る際に走りやすいです。
・積雪のある地域ではアンダーコートへのダメージを減らすことができます。
■リフトアップの効果(デメリット)
・車高が高くなることで左右への動きがキツくなる可能性があります。
・車高が高いためリフトアップ前よりも風の影響を受けやすくなり、直進する際に風の抵抗を受けて走りづらくなったり、横からの風のあおりを受けやすくなります。
■リフトアップの注意点
自動車検証に記載ある全高より±4センチ以内にとどめておかないと構造等変更検査が必要になります。
「構造等変更検査」とは自動車の安全の基準を満たす範囲で自動車の構造変更を行う場合に必要になる手続きです。
必要になる場合には車検と同時に行うのが一番無駄がありません。
なぜなら、車検後に構造等変更検査が必要となるようなカスタム等を行った場合には車検の残っている期間を切り捨てて継続検査を受けることになるためです。
ただし、指定部品を溶接、もしくはリベット以外の取り付け方法によって装着した場合には自動車検証に記載の全高より±4センチを超えていても(その他の基準を満たしている場合)構造変更等の手続きは不要です。
しかし、指定外部品を用いて±4センチ以内に抑えたとしても、そこから更に指定部品を用いて±4センチを超えた場合には構造等変更検査が必要になります。
■リフトアップし車検を通るためには
・車検証に記載されている全高から±4センチ以内にとどめておくこと。
もしくは
・指定部品のみを用いてリフトアップすること。
もしくは
・構造等変更検査を受け、しっかり手続きを行うこと。
これらのことを気を付けることが大切です。
とはいえ、簡単にお話してしまったためまだまだリフトアップによる車検への影響についてご不明点やご不安点等あるかと思いますのでリフトアップをお考えの方は詳しくはお問合せ頂ければと思います。
弊社ノズエ自動車は浜松市にて自動車整備を行っている会社です。
自動車整備はもちろんのこと、車検やリフトアップといったカスタムまでお受けしておりますのでお気軽にご相談ください。
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